2017-02-08 第193回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第1号
私も中国の国家石油公社の方から連絡が来まして、日本はどうも水溶性ガスというものを使っているみたいだけれども、これはどうやって掘るんだというのを連絡がありまして、私もですから国内の千葉の方のそういう会社を紹介してあげたりして、ですから、あらゆることをしているのが中国だと、こういう理解をされるとよろしいかと思います。
私も中国の国家石油公社の方から連絡が来まして、日本はどうも水溶性ガスというものを使っているみたいだけれども、これはどうやって掘るんだというのを連絡がありまして、私もですから国内の千葉の方のそういう会社を紹介してあげたりして、ですから、あらゆることをしているのが中国だと、こういう理解をされるとよろしいかと思います。
行っておりまして、私ども従来ございます水溶性ガス田の灌水、そういった技術から見ましても、これは十分実用しておる技術である、そのような評価をいたしております。 硫化水素につきましては、現在発電所の境界線におきまして、実績といたしまして〇・三PPmと、その程度の濃度でございまして、環境への悪影響は特に認められておりません。
私は実は新潟市でございますんで、一番の先進県、水溶性ガスの規制をやりまして、非常にまあ沈下をとめてようやくよくなったんですが、沈下のためにきれいな自然環境の柳の小道というものを全部川を埋めてしまわなければいけなくなった。水の都と言われた市内がいま川もほとんど一本もない。
新潟のように、水溶性ガスをくみ上げたものは、圧力をかけて、分離された水をまた地下に戻すというようないろんな方法をやっております。技術的にも相当開発されております。
これは五十九万キロリットルぐらいの水を、水溶性ガスのくみ上げをやっておりましたから、それが十四万キロリットルぐらいに下がったということで地盤沈下はとまっておるわけでございます。新潟市内が四十五年で六・一センチ、船橋市内が一番多くて四十五年から四十六年で二十四・一センチ、二十四センチも沈下をしておるわけであります。
○国務大臣(田中角榮君) 天然ガスの採取、水を伴うもの、水溶性ガスのくみ上げに対しては規制をいたしたり、ある場所は禁止をするということにいたしております。
そうすれば、特に新潟で水溶性ガスの採掘を禁止するという問題で、私や小林議員は相当やったことがございますし、あの昭電の問題もわれわれとしては地元としては非常にめんどうな問題として関心を持ってきたわけであります。
○国務大臣(田中角榮君) 本島の南部に水溶性ガスが多量にあるということは、調査の結果明らかになっておるわけでございます。これの埋蔵量は百億立方ともいわれ、二百億立方ともいわれておるわけでございます。本州全部でもって採取しておりますのが二十四億立方だと思いますから、これに比べれば相当大きなものであることはそのとおりでございます。
ただ例外といたしまして、新潟地区におきまして、いわゆる水溶性ガスをくみ取ったあとで、一部の井戸におきまして、還元用水を試験的にやっておるということは聞いておりますが、それ以外には聞いておりません。
○石田(宥)分科員 要点だけを答弁してもらうと簡単に終わるのですけれども、まあその程度で大体わかるわけですが、問題は水溶性ガスのくみ上げに伴う排水量と地盤沈下というものがほぼ並行しておるのですね。そういう点ですでに明らかになっておるのでありますが、新潟地区における一日の排水量は大体どのぐらいであるか、これも数字だけを、工業用と自家用というぐらいに分けてひとつ答弁をいただきたいと思います。
○政府委員(両角良彦君) 新潟地区の地盤沈下につきましては、まず水溶性ガスの採取を取りやめたということによりまして、大きくその沈下の予防が講ぜられると思います。さらに観測井というものを現地に設けまして、これによりまして沈下の観測をいたしております。その状況によりまして随時適切に地下水のくみ上げ規制等々の措置を講じていくことになろうかと思っております。
また、新潟地区につきましては、他の地区と異なって、水溶性ガスを採取するために地下水をくみ上げることが地盤沈下の主要な原因と認められることになりましたので、ガスの採取について昭和三十四年二月自粛規制、その後、大臣勧告に上る規制を行なっております。また、新潟市内のビル用水その他都市用水の地下水くみ上げ量についても調査を進められております。
地盤沈下は、これは帝国石油が水溶性ガス、地下水をくみ上げることによるのだ、こういう意見を地元の人たちが言い、そして盛んに陳情なんかもされてきた。
若干性格の異なる新潟地区につきましては、水溶性ガスを採取するために地下水をくみ上げるということが地盤沈下の主要な原因ということになりまして、ガスの採取について、昭和三十四年二月自粛規制、その後大臣勧告による規制というふうに強化されてまいっております。また、新潟市内のビル用水その他都市用水の地下水くみ上げ量についても、調査が進められております。
水溶性ガス採取の関係等からいたしましてマイナス地帯が非常に大きいんです。そういうような地勢でございまして、その中を流れてまいりまするといろいろな川が、堤防はずっと高くしなければ常に隘水のおそれがある次第であります。 そういう地帯の中で今日まで農業をやってきたのが新潟であります。こういうところに今回災害が起きたんでありまして、日を追うて災害の度がだんだん大きくなるように考えられます。
これは、御承知の例の新潟の地盤沈下——新潟におきまして水溶性ガスのくみ上げに伴いまして著しい地盤沈下を生じたということは、これは皆さんよく御承知のことと思います。
○説明員(佐藤光之助君) いま問題になっております新潟地区におきましては、御承知と思いますけれども、あそこのガスは水溶性ガス──水に溶けているガスでございますして、したがいまして、そういう水溶性ガスの採取ということについて規制がされております。
あるいはその他の方がいいのかもわかりませんけれども、水溶性ガスの排水をやる地点と、それからその及ぼす影響というものが一体どのくらいあるだろうか。たとえば、いまA、B地区などの規制が行なわれますと、そこからは相当離れたところの白根地方の沈下がだんだんと緩和してきた。白根まで行きますと、十八キロから二十キロぐらい離れておる。
この連盟は、いずれも非常な被害を受けておる人たちでつくった団体でありますが、昨年の四月にB地区は浅層、深層ともに排水をやめてもらいたい、C地区は新規の坑井を認めない、同時に現在の坑井も排水を禁止する、さらに規制の具体的の措置は四十年十二月末日までに確定をして、水溶性ガス採取企業者に対して発表してもらいたいということを要求をしておるのでありますが、ここで先ほど来御答弁にありましたように、まだ相当な沈下
第三点は、新潟地区の点につきまして、水溶性ガス等に依存している企業及び自家用井で水溶性ガスを利用している農家等に対しまして、国土保全という観点から、関係機関が地盤沈下防止のために適切な措置をはかることというような点につきまして、勧告といいますか、意見書が出されております。
新潟地区の石油及び天然ガス開発については、わが国の貴重なエネルギー資源であり、関係者は非常な努力を重ね、産出の絶対量は年々増加しているものの、需要に対する供給が不足ぎみで、ことに近年地盤沈下の問題から、水溶性ガスの採取が制約を受け、その対策に腐心しております。
○石田(宥)分科員 資源局長、この前の災害対策特別委員会で水溶性ガスの採掘、その水量のくみ上げ量イコール地盤沈下だという答弁をされております。この点、間違いないですか。
○大慈彌政府委員 おくれましてはなはだ申しわけございませんでしたが、新潟の水溶性ガスでどのくらい利益があるかという問題でございますが、新潟の地区におきましての水溶性ガスの生産は、一日当たり約三十七万立方メートルでございます。年間に直しますと約一億五千万立米ということになります。
○石田(宥)分科員 これは、地方の新聞ですけれども、ガスは構造性ガスよりも水溶性ガスのほうが質がいいのですね。そこで、量より質としての開発を考える。本年度のざっと三倍の八千三百九十五万円に増額をして、そうして水溶性ガスの利用によって開発を進める。予算にちゃんともう組んであるのです。これだけの予算が。